セフィロト 図説




※「アダム=カドモンは新月に嗤う」に登場する、「セフィロト」の図像です。
 同じカバラとはいえ、解釈によって微妙に異なっています。これはイギリスの魔術結社《黄金の夜明け》の解釈に準ずるものです。タロットの要素も入っていますね。
 この図像全体を「セフィロトの樹」と呼び、11個ある丸がそれぞれセフィロトを示しています。
 各セフィロトのナンバリングと名称は次の通り。

  1:ケテル〈王冠〉    同時にマルクトと通じる
  2:ホクマー〈叡智〉    至高の父として称される
  3:ビナー〈知性〉    土星を象徴し、至高の母として称される
  4:ヘセド〈聖寵〉    木星を象徴する
  5:ゲブラー〈峻厳〉    火星を象徴する
  6:ティフェレト〈美〉    太陽を象徴する
  7:ネツァク〈勝利〉    金星を象徴する
  8:ホド〈栄光〉    水星を象徴する
  9:イェソド〈基礎〉    月を象徴する
  10:マルクト〈王位〉    地球を象徴し、最後の剣として称される
  11:ダァト〈知識〉    隠されたセフィロト

 この内、右側の列に並ぶホクマー・ヘセド・ネツァクは男性のセフィロト、左側の列に並ぶビナー・ゼブラー・ホドは女性のセフィロトとされています。
 因みに、「アダム=カドモンは新月に嗤う」の中では、11のダァトは完璧に無視していますのでご理解下さい。


 画像配布元:秘教機械 -Tantra Machine- 様